家屋の解体工事 契約書で失敗しない!確認すべき5つのポイントとは?

 

家の解体工事をお願いする際、「契約書は大事と聞くけど、よくわからない」と不安になる方は少なくありません。「どこを見ればいいの?何をチェックすれば安心?」と悩んでしまうこともあるでしょう。解体工事の契約書は、普段あまり触れることがないため、専門用語や法律用語が並んでいてわかりにくいのも当然です。

 

でも安心してください。契約書で確認すべきポイントを押さえれば、難しく考える必要はありません。契約書は、後から「こんなはずじゃなかった」と後悔しないための、大切な道しるべになります。

 

この記事では、解体工事の契約書で特に確認しておきたい5つのポイントを、わかりやすく丁寧に解説します。これを読めば、契約書を自信を持って確認できるようになり、安心して工事を任せられるようになります。

 

 

★★★この記事はこんな方におすすめ★★★

  • 解体工事の契約書に不安を感じている方
  • 契約書の重要事項を正しく理解したい方
  • 解体工事でのトラブルを避けたい方

 

★★★目次★★★

 

 

 

1.解体工事の契約書ってどんな内容?

1-1: 解体工事の契約書には何が書かれているの?

解体工事の契約書には、工事に関する基本的な事項が記載されています。これには、工事の範囲、工事内容、請負金額、工期、支払方法などが含まれます。これらの項目は、後のトラブルを防ぐために非常に重要です。

 

特に、契約書に記載すべき項目として、建設業法で定められている14項目があり、これらがきちんと記載されているかを確認することが大切です。

 

①工事内容

②請負代金の額

③工事着手の時期および工事完成の時期

④請負代金の全部または一部の前金払いや部分的な支払いの時期と方法

⑤設計変更や工事の延期・中止に伴う工期の変更や請負代金の額の変更、損害の負担、それらの額の算定方法

⑥天災その他不可抗力による工期の変更や損害の負担、その額の算定方法

⑦価格等の変動・変更による請負代金の額や工事内容の変更

⑧工事の施工により第三者が損害を受けた場合における賠償金の負担

⑨依頼者が資材や機械を提供するときはその内容や方法に関する取り決め

⑩依頼者が工事の完了を確認するための検査の時期や方法、引渡しの時期

⑪工事完了後の請負代金の支払時期と方法

⑫工事に問題があった場合の責任や保証についての取り決め

⑬履行の遅滞その他債務不履行があった場合の遅延利息、違約金その他の損害金

⑭契約に関する紛争の解決方法 

1-2: 契約書は何に気をつけるべき?

契約書は解体工事をスムーズに進めるための基本となる書類であり、万が一トラブルが起きた際にも証拠として重要な役割を果たします。工事の内容や費用が契約書に明記されていないと、後で不明確な部分が問題になることがあります。そのため、口頭での説明だけでなく、すべての重要事項が契約書に記載されているか、しっかりと確認しておくことが非常に重要です。

 

契約書の内容に不安がある場合や、理解しづらい点がある場合には、遠慮せずに解体工事業者に確認を求めましょう。特に、費用や工期、変更に関する取り決めは後々大きなトラブルにつながることが多いため、事前に疑問を解消しておくことが重要です。契約内容がしっかりと明確に記載されていることで、もし工事中に問題が発生した場合でも、解決しやすくなります。

 

また、契約書は工事開始の1か月以上前に交わすのが理想です。これにより、スケジュールの調整や準備が余裕をもって行えるだけでなく、工事開始前に業者と十分にコミュニケーションを取ることができ、双方の認識にズレが生じるリスクを避けることができます。工事の詳細や期日を確認し、契約後にすぐにスムーズに準備を進めることができるように、できるだけ早めに契約を交わすように心掛けましょう。

 

 

 

 

2.契約書で必ず確認すべき項目は何?

2-1: 契約書で確認すべき重要な項目は何?

解体工事の契約書で最も重要な項目は、何と言っても「工事内容の詳細」です。工事内容が曖昧であると、後で解釈の違いからトラブルが発生する可能性があります。たとえば、「解体工事一式」と記載されているだけでは、どこまでが解体の対象なのかが不明確で、後々「こんなはずではなかった」と思わぬ費用が発生することもあります。契約書には、どの部分が解体対象で、どの部分を残すのか、さらに、特殊な作業が必要な場合にはその詳細も明記されているべきです。

 

その他、費用の単価と総額、支払方法、工期の延長・短縮・中止の条件、第三者への損害などを確認することが重要です。

2-2: 解体工事の費用に関する記載はどう確認する?

契約書には、総費用が具体的に示される必要があります。特に、曖昧な表現がないか注意深くチェックしましょう。

 

また、工事が進んでから追加費用が発生した場合の条件やそのリスクについても、契約書に明記されているべきです。例えば、地中に埋まっていたものを取り除くための追加費用や、近隣の住民からのクレームに対する賠償費用が発生した場合など、こうしたリスクに備えるために事前に明確な記載があることが望ましいです。

 

支払い方法も忘れずに確認しておきましょう。支払い方法が一括払いなのか、分割払いなのか、分割払いの場合の回数や期日、さらに振込手数料の負担がどちらになるのかも契約書に記載されていることを確認しましょう。支払い条件に不明確な点があると、後で支払いに関して揉めることがあるため、事前にすべてを確認しておくことが大切です。

 

 

 

3.工期や工程は契約書でどう明記されている?

3-1: 工事の開始日や終了日は契約書にどのように記載されるの?

工事の開始日と終了日は、解体工事において非常に重要な要素です。契約書には、工事の具体的な開始日と終了日が記載されていることが必須です。「おおよそ」「目安」といった曖昧な表現ではなく、明確な日付で記載されているか確認しましょう。これにより、工事が計画通りに進んでいるかどうかを確認することができ、もし遅延が発生した場合にも対応がしやすくなります。

 

特に、大雨や強風などの天候不良で工事が中断されることがあるため、契約書には「予備日」を設定しておくことが一般的です。これにより、予期しない天候や自然災害に備えることができます。また、工事が契約内容通りに実施されたかを確認してから土地の引渡しが行われるよう、完了検査や引渡しに関する事項についてもチェックしましょう。 

3-2: 工事が遅れた場合の対応方法は確認できるの?

解体工事は、天候や予期しない状況(近隣の住民からのクレーム、地中埋設物の発見など)によって工期が遅れることがあります。その場合、契約書において遅延が発生した際の対応方法や責任分担がどのように記載されているかを確認することが大切です。

 

契約書には、工事遅延が発生した場合の責任をどちらが負うのかが記載されています。たとえば、天候不良や地中埋設物の発見など、解体工事が進行できない場合の対応について、業者側の責任や依頼者側の責任が明確に記載されているべきです。

 

さらに、遅延によって発生する追加費用やスケジュールの変更に関する詳細が契約書に記載されていれば、後々のトラブルを防ぐことができます。

 

工期が遅れた場合、業者がどのように対応するのか、どの程度まで遅延が許容されるのかについて、事前に確認しておくことで、トラブルを未然に防ぐことができます。

 

 

 

4.トラブル時の対応方法は契約書で確認できる?

4-1: 解体工事中にトラブルが発生した場合、契約書で確認すべきことは?

解体工事中に予期しないトラブルが発生することは避けられません。例えば、天候不良による工事中断や、地中に埋まっている予期しない物の撤去作業、近隣住民からの騒音クレームなどです。そのため、契約書にトラブル発生時の対応方法や責任の所在を明確に記載しておくことは非常に重要です。

 

まず、天候や不可抗力による工事の中断についてです。解体工事は屋外で行われるため、雨や強風、その他の自然災害が影響することがあります。契約書には、天候不良などの外的要因による遅延について、解体工事業者がどのように対応するか、そしてその場合の工期延長について明記されていることが求められます。これにより、解体作業が一時的に中断した場合でも、どのような手続きで遅延を補填し、スケジュールを調整するかが事前に決まります。

 

また、地中に埋まっている物の撤去や、解体作業中に新たな障害物が見つかることがあります。こうした場合、工事の進行が一時的に止まり、追加の作業や費用が発生する可能性があります。契約書には、こうした予期せぬ事態に備えて、追加費用や工期延長がどのように扱われるか、またその負担をどちらが負うかを記載しておくことが大切です。

 

さらに、近隣の住民からの苦情やクレームが発生することもあります。騒音や振動、粉じんの影響で近隣の住民からのクレームが発生した場合、その対応方法についても契約書で確認しておくことが必要です。契約書には、騒音対策や作業時間の調整、もし賠償が必要となった場合の責任の所在についても記載されていると安心です。これにより、近隣の住民とのトラブルを未然に防ぎ、スムーズな工事の進行が可能となります。 

4-2: 解体工事終了後にトラブルが発生した場合の保証はどう確認するの?

解体工事が終了した後でも、万が一工事内容に不備があったり、契約通りの品質が提供されていなかった場合、解体工事業者はその責任を負う義務があります。そのため、契約書には工事完了後に発生するトラブルに対する保証や対応方法が記載されているべきです。

 

解体工事が完了した後でも、工事の結果が契約通りの内容や品質になっていない場合には、業者は契約不適合責任を負うことになります。たとえば、解体が不完全であったり、計画外の部分が解体されていなかったり、作業が不十分だった場合、業者はその責任を取ることが求められます。契約不適合が発生した場合、修理ややり直しを求める追完請求、報酬減額請求、損賠賠償請求、契約解除権の行使が可能となります。

 

一般的に、契約不適合が発覚した場合、発注者はその事実を知ってから1年以内に通知することが求められますが、建設関連7団体でつくる民間(旧四会)連合協定工事請負契約約款委員会は「契約目的物の引渡しから原則2年間」としており、一般的な解体工事業者の契約書では2年とされている場合が多いでしょう。

 

 

 

 

5.解体工事の契約解除やキャンセルはどうなる?

5-1: 解体工事の契約を解除したい場合、どうすればいい?

解体工事の契約を解除する場合、契約書に記載された解除条件に従うことが非常に重要です。契約前であればキャンセルは比較的簡単に行えますが、契約後のキャンセルは解体工事業者に損害を与える可能性があるため、慎重な対応が求められます。契約書には、契約解除に関する条件や手続きが明記されていることが一般的です。

 

契約解除には通常、正当な理由が必要となります。たとえば、業者が契約内容に沿わない工事を行ったり、納期が大幅に遅れるなどの場合には解除が認められることがあります。しかし、解体工事の契約解除には費用が発生する場合が多く、その費用について契約書で明確に記載されていることが重要です。契約後に解除する場合、業者が既に行った準備や作業に対する支払い義務が生じることがあるため、契約書にキャンセル時の手順やキャンセル料、解除後の対応について詳細に記載されていることを確認しましょう。

 

契約を解除したい場合は、早期に業者に連絡を取り、解除手続きを行うことが大切です。特にキャンセルの理由が発生した場合、すぐに業者と話し合い、早期に解決策を見つけることが重要です。

5-2: キャンセルするときの費用はどうなるの?

解体工事の契約をキャンセルした場合、キャンセル料や違約金が発生することがあります。キャンセル料の額やその計算方法は契約書に記載されていますので、事前に確認しておくことが非常に重要です。キャンセル費用は、契約解除のタイミングや工事の進行状況によって変動します。たとえば、契約締結から工事開始前であれば比較的低額のキャンセル料で済むことが多いですが、工事が始まった後や準備が進んでいる場合、追加費用が発生することがあります。

 

 

★★★最後に★★★

今回は、家屋の解体工事の契約書で確認すべき5つのポイントについて解説しました。

解体工事は一生のうち何度も依頼するような事柄ではないからこそ、後悔のないかたちで進めたいものです。今あるものに感謝し手放すとともに、新しい価値をつくっていくことでもあります。

KOHSHINでは、解体工事業の建設業許可を取得しており、万が一の事故に備えて対人対物賠償保障の保険に加入しております。また、古物商の許可も得ており、廃棄物を除く不用品の回収が可能です。「お客様にやさしく」、「近隣にやさしく」、「環境にやさしく」をモットーに、お客様が安心して工事を任せられ、未来に繋がる確かな選択ができるよう全力でサポートいたします。

解体工事をお考えの方はぜひ千葉・市川市のKOHSHINにご相談ください。

 

 

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